セミトラ展で感銘を受けたので。備忘録を書く。
自分の内面を可視化し、認識することは、普通、とても難しい。
僕は、自分とは「相対・客観の塊」だと思っている。
絶対でない以上、自分は今こうした瞬間でも変化しており、定まることをしらない。
こうした自分をリアルタイムに捕捉・可視化する装置がある。
インターネット。
こいつは、良い悪いは別にして、今まで知りえなかった自分自身の思考・行動のパン屑を集積し、時には再構築して可視化してくれる。
こいつに触れると、半端ないスピードで自分が相対性によって変化し、場合によっては自分の本質的な部分にまで変化を求めてくる。
僕自身、ネットによって大きく変わったと思うし、変わったことを認識することも出来る。
多分、これは事実だろう。
セミトラ展は、インターネットというテクノロジーの本質をうまくついていて、相対的な自分の一瞬を切り取り、可視化し、認識させてくれる。ネットの世界ではなく、それをリアルな世界に落とし込んで。
しかも、ユーモアを交えながら想像の範疇を超えた新しい自分を提示してくれる。
自分脱構築ともいうのかな。。
こういう格好良いことを、さりげなく、押し付けることなく、飄々とやってしまうあたり。
セミトラ素晴らしい。。
また、仕事を一緒にやりたいです。
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