毎日はおもろい!そういえるようにね。

2010/07/26

アウトレイジ



エンターテインメント映画を成り立たせるためには、観客がキャラクターに感情移入できるインターフェースが重要で、

音楽
バックグラウンド
時には、死に様

などなど
たくさんあるが。
この映画には、そういうインターフェースをあえて無くしている。
やくざ映画なのに、格好良いやくざは一人も出てこないし、
少なくとも感情移入させるようなキャラクターにはしていない。
みんな、ダサいし、酷い。

この映画を前に進ませるのは、そういったありきたりのインターフェースではなく、

緊張(暴力)と弛緩(ユーモア)だけ。
画面に漂う緊張感と、突然現れる笑い。
これだけで、2時間弱ぐいぐい引っ張っていく。

そういう意味で、新しいエンターテインメント映画になっていた。
少し、コーエン兄弟の「ノーカントリー」に印象は似ていたけど。
少なくとも僕は見たことがない映画のタイプだった。

映画ができて100年以上たつのに、こういう新しい型をうみだすクリエーターは、
凄いなあ。

しかし、緊張と弛緩だけでインターフェースが成立するのは、映画っていうフォーマットだけなんじゃないか。
いやあ。映画ってやっぱり面白い。

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