毎日はおもろい!そういえるようにね。
2007/12/04
シンプルミステリ
生首に聞いてみろ~法月綸太郎~
久しぶりに、ミステリを読んで思ったのだが、
ミステリ小説は、
「思い込みは罪」
とか
「物事を決め付けない」
など
普段失敗しては、肝に銘じているコトバから解放してくれる。そこに、このジャンルの小説を読む醍醐味がある。と。。
だから、ミステリを読むときは、思いっきり自分のタブーに浸って、思い込んでは、裏切られるのを楽しむのだ。これが、本当に気持ち良いし、気分転換にもなる。
で、この小説は、かなり面白かった。
探偵モノでよくある大見得きる場面はないし、探偵である主人公もその他登場人物も、まあ、いたってフツーというか、超人的なひとは登場しない。それでも、全然楽しめたのは、この作家の構成力と、時間軸の使い方が上手くて、まんまとはまったから。
世界観を楽しむのではなく、単純に謎を楽しむ。
そんな、シンプルなことに読者を導いてくれる。それをサラッとやってのけるあたり、ニクイですね。
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3 件のコメント:
ミステリといえば、伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」は最近の、や、今年のナンバー1でした。
騙されたと思って読んでみて。
貸してください!!
おー、貸したるよ!
また忘年会兼雪辱の勝負しようぜ!!
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