毎日はおもろい!そういえるようにね。
2007/11/30
2007/11/29
これからのコンテンツに対する示唆に富んだコラム
例のレディオ・ヘッドの新アルバム「In Rainbows」について、
これからの音楽業界、またその他全てのコンテンツの流通及びウェブ上での著作権などについて、とても示唆に富んだコラムを見つけたので、以下にリンクを貼っておく。
僕は、これ読んでとても共感したし、ワクワクした。
レディオヘッドを聴けばわかる音楽業界・ダウンロード違法化論の不誠実
これからの音楽業界、またその他全てのコンテンツの流通及びウェブ上での著作権などについて、とても示唆に富んだコラムを見つけたので、以下にリンクを貼っておく。
僕は、これ読んでとても共感したし、ワクワクした。
レディオヘッドを聴けばわかる音楽業界・ダウンロード違法化論の不誠実
装丁に惹かれて
ららら科學の子
この本が単行本として出ていた頃、本屋に行く度に、「素敵な装丁だ」と思って、買おう、買おうと思っていたのだけど、あの矢作俊彦だし。。
矢作作品は何冊か読んでいて、その何れの印象も「なんつうか。もうちょっと素直になれんのかいな」というもので。。あの矢作ハードボイルドが、僕には相当に鼻につくニヒルだったので、装丁にはもの凄く惹かれるが、買おうかどうか逡巡したあげく、結局買わない。というのを繰り返していた、僕にとっては因縁深い小説。
で、文庫版も同じ装丁だったので、書店で見つけた時は、嬉しかった。
かなり、わくわくしたもの。
で、読み終わった。
「やっぱり、矢作ワールドや」
まあ、昔に読んだものよりかは、なんと言いますか、控えめな感じだったのですけど。。
この人は、「フラットに今の日本を描こう。そういう客観的な姿勢を伝えよう」と、するんですけど、心の中ではやっぱり今の日本を受け入れられないんじゃないか?
という風に思えてならない。
つまり、変な意味で大人になっている気がする。
「今時、全共闘の云々持ち出してもなあ、どうかなあ」
みたいな、慎み深さ!?も感じるし。。
なんだろうなあ。物語としては、とても良くて、好きなんですけど。。
すっきりしない。そんな感じです、ハイ。。
2007/11/27
2007/11/22
おとなが感じる「理不尽」について
昭和歌謡大全集
「半島を出よ」を読んだついでにこの本も読んでみた。
この作家特有の粘着質なトーンはなく、馬鹿馬鹿しくて、オバちゃんをコケにしているところが、かなり割り切って書いている印象を受けた。
良い意味で力の抜けた小説。
しかし、この作家の外に向かうモチベーションは何なのか?
僕は、それは、「怒り」だ。と思う。
大人になってあらゆることの「理不尽さ」に腹を立てるひとって多いと思うのだが、大体においてその「理不尽さ」は、自分たちの蒔いた種によるものが多い。
つまり、妥協の産物。だと、思うのだ。
「まあいいか」とか「面倒臭い」とか、そういう小さな妥協の積み重ねが、「理不尽さ」になって跳ね返ってくる。僕は、そう思う。
世の中のことをまだあまり知らない頃、理由もなく外に向けられた怒りを持っていたような気がする。大人たちが上から「若いねえ」とか言ってくるあの時代。あの時代に感じた「理不尽さ」は、大人たちの感じるそれよりか健全だと思う。
そして、今僕は、その大人と呼ばれる歳になったんだなあ。。と、気付いて、ちょっと複雑な気分になった。。。
話が飛んだが、村上龍からは、「健全な怒り」を感じる。そして、彼の感じる「理不尽なこと」に、僕は共感してしまう。
多分、妥協の産物を日々産み出しているひとには、理解出来ないんじゃないかなあ。
僕は、えらそうなことを言っているなあ。。。
2007/11/21
2007/11/19
しびれるカーチェイス
ボーン・アルティメイタム
この映画、カメラワーク痺れるほどカッコイイ。
あと、このシリーズはいつもカーチェイスのシーンが新しくて好き。
特に、ボーンがどんどんクルマと追突したり、接触したりして、乗っているクルマは、必ずぼろぼろになって「よくこれでクルマ動くなあ」という画が素晴らしい。
主人公の乗るクルマがあれくらいボロボロになると、予定調和っぽさがなくて、見ている方にずっと緊張感を与えることが出来る。
あと、タンジールのシーンは必見。この規模の撮影をゲリラでやった。と、いうのだから、ほんと凄くバカ。そこが、また良い。
2007/11/18
2007/11/16
once ダブリンの街角で
鳥肌が立った回数は、多分今年観た映画の中で一番多かった。
とてもシンプルな映画なのですが、素晴らしい音楽映画になっていると思う。
僕はあるシーンで感涙したのですが、よくよく思い出すと、これに似た感覚があった。
ダンサーインザダークでビョークが初めて歌い出す工場のシーン。
あれを観た時を思い出した。
映画の内容としては、全く似ていない。
でも、メロディーがうまれる瞬間を切り取るというところは、似ていると思うのだが。。。
まあ、兎に角も、音楽の持っているキャラがそのままフィルムに焼きついている感じで、ひたすら素直というか、純朴というか、「いいなあ」と。
僕が普段聴いている音楽とは少し遠いものでしたが、映画観た後、思わずサントラ買ってしまったしね。
最後に。
この映画、劇場で観ないと鳥肌は立ちません。多分。。
*下に僕自身のために、映画の映像を貼り付けとく。
映画観る気の人は、ここはぐっと我慢して絶対に観ない方が良い。
できれば、予告篇も観ないほうがベター。
鳥肌が立った回数は、多分今年観た映画の中で一番多かった。
とてもシンプルな映画なのですが、素晴らしい音楽映画になっていると思う。
僕はあるシーンで感涙したのですが、よくよく思い出すと、これに似た感覚があった。
ダンサーインザダークでビョークが初めて歌い出す工場のシーン。
あれを観た時を思い出した。
映画の内容としては、全く似ていない。
でも、メロディーがうまれる瞬間を切り取るというところは、似ていると思うのだが。。。
まあ、兎に角も、音楽の持っているキャラがそのままフィルムに焼きついている感じで、ひたすら素直というか、純朴というか、「いいなあ」と。
僕が普段聴いている音楽とは少し遠いものでしたが、映画観た後、思わずサントラ買ってしまったしね。
最後に。
この映画、劇場で観ないと鳥肌は立ちません。多分。。
*下に僕自身のために、映画の映像を貼り付けとく。
映画観る気の人は、ここはぐっと我慢して絶対に観ない方が良い。
できれば、予告篇も観ないほうがベター。
2007/11/13
ついでに、JAZZについて、もう一つ。
僕が最近ハマッて聞いているのが、Roland Kirk
この人は、鼻で笛吹いたりして、演奏法も無茶苦茶なんですけど、とてつもないグルーヴをうんでいる。僕は、聞いててとても興奮する。
彼は、盲目なのですが、youtubeでライブを見ると、やっぱりとてつもない人だってことが分かる。
とにかく、全身で音楽をうみだしている感じ。
Rahsaan Roland Kirk - Volunteered Slavery
この人は、鼻で笛吹いたりして、演奏法も無茶苦茶なんですけど、とてつもないグルーヴをうんでいる。僕は、聞いててとても興奮する。
彼は、盲目なのですが、youtubeでライブを見ると、やっぱりとてつもない人だってことが分かる。
とにかく、全身で音楽をうみだしている感じ。
Rahsaan Roland Kirk - Volunteered Slavery
思い出されるギタリストたち
MS-14Dさんのブログで知ったのだが、youtubeにタッピングやライトハンド奏法を多用したギタリストであるAndy McKeeのビデオが人気らしい。
この人、79年生まれ。
み、見えない。。。
これを見つつ、思い出したのが、
ドン・ロス
そして、ついでに言わせてもらうと。。
僕が好きな大御所ギタリストといえば、
パット・マルティーノや、ジョー・パス、パット・メセニー、ジム・ホールなどなど。。
おっと、大事なひとを忘れていました。。ウェス・モンゴメリー!
youtubeでモンゴメリーのオクターブ奏法見れるだろうか。と、調べたらあるわあるわ貴重な映像がっ!
いやあ。凄いよyoutube..
Wes Montgomery - 'Round Midnight -
この人、79年生まれ。
み、見えない。。。
これを見つつ、思い出したのが、
ドン・ロス
そして、ついでに言わせてもらうと。。
僕が好きな大御所ギタリストといえば、
パット・マルティーノや、ジョー・パス、パット・メセニー、ジム・ホールなどなど。。
おっと、大事なひとを忘れていました。。ウェス・モンゴメリー!
youtubeでモンゴメリーのオクターブ奏法見れるだろうか。と、調べたらあるわあるわ貴重な映像がっ!
いやあ。凄いよyoutube..
Wes Montgomery - 'Round Midnight -
2007/11/12
肉体的小説
半島を出よ
最後に読んだのが「五分後の世界」だから、恐らく10年ぶりくらいに村上龍の小説を読んだ。
結論。僕はかなり楽しく読んだ。
島田雅彦の解説にあった「村上龍は狩猟系作家だ」に激しく同意。
そして、その解説に出てくる「肉体」というコトバにぴんときた。
そうそう、この小説は、肉体を大事にしている。
読み手が映像化しやすい。
「痛さ」や身体の振るえが物凄く伝わる。
いやはや、良いものを読みました。
それが本当かどうかは分からないけれども、北朝鮮という国が、テレビや新聞から伝えられるものよりも、ずっと掴めた。それは、村上龍が、北朝鮮のコマンドをひとりの人間としてを取り扱っているからかもしれない。
僕は、日本以外の国をなんとなく知ってはいるが、そこにいる人々はどんな人なのか全くわからない。旅行したり、ちょっと暮らしたりしても分からない。勿論、小説を読んだってわからない。
だけど想像することは出来る。
だからこそ、その想像の元になる情報(体験含む)へのリテラシーが大事なんだなあ。と、この小説を読み終わって、改めて感じた。
2007/11/09
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